Meiji社が日本国内の販売を担当
MeijiSeikaファルマ株式会社(以下「Meiji社」)とソレイジア・ファーマ株式会社(以下「ソレイジア社)は、末梢性T細胞リンパ腫治療薬「darinaparsin注射剤」に関するライセンス契約を締結したと発表した。
同剤は現在、ソレイジア社が開発・商業化に関する全世界の権利を持つ。今後は同契約に基づき、Meiji社が日本国内における販売・流通・プロモーションを担当する。
新規ミトコンドリア標的薬剤「darinaparsin」
「darinaparsin」は、様々な血液がんおよび固形がんの治療のために開発が進められてきた、新規ミトコンドリア標的薬剤。
米国で実施された同剤の第2相臨床試験では、リンパ腫、特に再発・難治の末梢性T細胞リンパ腫に対する有効性が示されている。ソレイジア社が実施している日本および韓国における第1相臨床試験においても、有効性と安全性が示されたとしている。
ソレイジア社は、米国ザイオファームオンコロジー社より「darinaparsin」の開発・商業化に関する全世界の権利を獲得し、日本をはじめとするアジア諸地域での開発を推進していた。
ソレイジア社は開発を引き続き担当
今回のライセンス契約締結により、Meiji社は日本国内における「darinaparsin」の販売・流通・プロモーションを担当する。
ソレイジア社は、再発・難治のPTCLを対象疾患とする同剤の開発を引き続き担当。また、アジア国際共同第2相臨床試験を本年中に開始し、日本国内で承認申請する。

末梢性T細胞リンパ腫治療薬「darinaparsin注射剤」に関するライセンス契約締結のお知らせ - Meiji Seikaファルマ株式会社
http://www.meiji-seika-pharma.co.jp/pressrelease/