慢性腎臓病患者とその家族を対象に
ノバルティス ファーマ株式会社は、1月21日、慢性腎臓病についての情報サイト「腎援隊」を開設した。
同サイトは、現代日本において成人の約8人に1人が罹患するという慢性腎臓病の患者とその家族を対象としたもの。
新たな国民病、慢性腎臓病
慢性腎臓病は現在、日本に約1330万人の患者がいるとされ、新たな国民病ともいわれている。
同疾患は、初期における自覚症状がないため、病気の発見が遅れる場合が多い。透析や腎移植が必要な段階まで進行した時点で、初めて病院を受診される人も少なくないという。
こうした状況を受け「腎援隊」では、慢性腎臓病の基本的な情報や透析と腎移植についての最新情報を、患者とその家族に対して定期的に提供。少しでも慢性腎臓病の進行を遅らせ、より良い治療の選択肢を考えてもらうことを目指すという。
コラムやインタビュー、美味しい料理レシピも発信
「腎援隊」では、コラムやインタビュー、疾患の基本情報や生活情報が発信される。
コラムでは、専門医・管理栄養士・薬剤師が治療について解説。インタビューでは、専門医の治療方針や患者の生活における工夫などが紹介される。疾患の基本情報では、進行を抑えるための治療や腎臓移植、透析治療などを解説。「ライフ」と名付けられた生活情報では、美味しい料理レシピも掲載されるという。

家族と考える慢性腎臓病サイト 腎援隊
https://jinentai.com/家族と考える慢性腎臓病情報サイト、「腎援隊」開設 - ノバルティス ファーマ株式会社
http://www.novartis.co.jp/news/2016/