日本ベーリンガーインゲルハイムとアステラス製薬、テルミサルタンの契約を延長

日本ベーリンガーインゲルハイム株式会社とアステラス製薬株式会社は、1月7日、「テルミサルタン」製剤（ミカルディスファミリー）の日本国内における販売およびコ・プロモーション（共同販促）に関する契約を延長したと発表した。

現行契約の契約期間は2016年12月31日までだったが、今回2018年3月31日まで延長されることとなる。

「テルミサルタン」は、ベーリンガーインゲルハイムにより創製・開発された、持続性アンジオテンシン2タイプ1（AT1）受容体拮抗薬（ARB）。日本においては、日本ベーリンガーインゲルハイムが製造し、アステラス製薬が販売を担当。コ・プロモーションは両社で行っている。

今回コ・プロモーションに関する契約が延長されたミカルディスファミリーは、持続性アンジオテンシン2受容体拮抗薬「ミカルディス錠20mg／40mg／80mg」、テルミサルタン／持続性カルシウム拮抗薬アムロジピンベシル酸塩配合剤「ミカムロ配合錠 AP／BP」、テルミサルタン／サイアザイド系利尿薬ヒドロクロロチアジド配合剤「ミコンビ配合錠 AP／BP」など。このほか、現在日本で申請中の配合剤を含まれる。

日本ベーリンガーインゲルハイムは、ドイツを本拠とするベーリンガーインゲルハイムグループに属し、循環器・糖尿病・腫瘍などの疾患領域で革新的な医療用医薬品を提供している製薬企業。アステラス製薬は、東京に本社を置き「先端・信頼の医薬で、世界の人々の健康に貢献する」ことを経営理念に掲げる製薬企業。

両社は今後とも、ミカルディスファミリーの製品価値最大化を図るとともに、高血圧治療に一層の貢献を行うとしている。




テルミサルタン（ミカルディスファミリー）に関する契約延長のお知らせ - アステラス製薬株式会社
http://www.astellas.com/jp/corporate/news/