製薬業界ニュース
2025年05月18日(日)
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緑内障と加齢黄斑変性の病態モデルを確立

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緑内障と加齢黄斑変性の病態モデルを確立

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薬効薬理試験の受託開始
株式会社新日本科学は、2015年12月28日、岐阜薬科大学と行ってきた共同研究により、サルを用いた緑内障モデルと加齢黄斑変性モデルの薬効薬理試験の受託を開始したと発表した。

緑内障
失明の原因となる疾患の上位にある緑内障と加齢黄斑変性は、高齢化が進むと共に患者数の増加が予想される。

緑内障には眼圧下降薬が効果的だが、新たに、神経保護作用をもつ治療薬が開発中である。加齢黄斑変性もこれまで使用されている生物製剤の他に、新しい作用機序による医薬品の開発が国内外で進められている。

国内外で期待高まる
このたび確立した2つ病態モデルは、同大学の薬科学科生体機能解析学大講座 薬効解析学研究室 原英彰教授の指導で、同社が、病理組織学的検査などの毒性検査から得たノウハウにイメージング機器の光干渉断層撮影装置などを組み合わせたものである。

サルは眼科周辺の解剖学的特徴がヒトと類似しているため、これらのモデルは臨床への外挿性の高さが期待できる。また、加齢黄斑変性は再生医療の適用が想定されることもあり、同モデルへの関心は高い。

今後、同社は、病態モデルの提案を通して、製薬企業の新薬開発をサポートする考えである。なお、2011年に取得したAAALAC International(国際実験動物ケア評価認証協会)の完全認証を継続するなど動物福祉にも配慮している。


外部リンク

株式会社新日本科学 プレスリリース
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