韓国第一三共と大熊製薬が締結
第一三共株式会社は、12月28日、同社の韓国子会社が同国製薬企業と抗凝固剤「LIXIANA(エドキサバン)」について共同販促契約を締結したと発表した。
共同販促契約を締結したのは、韓国第一三共株式会社と大熊製薬株式会社。
強みを基盤に創製した抗凝固剤
「LIXIANA」は、第一三共が血栓症領域での強みを基盤に創製した抗凝固剤。FXaを選択的に阻害することにより、静脈や血流の滞った心房内における血液凝固を抑制し、肺塞栓症や脳梗塞などの深刻な病気に罹ることを未然に防ぐ。
従前の経口抗凝固薬としては、「ワルファリン」が代表的な薬剤として50年以上にわたり使用されていた。しかし同剤は、効果の個人差が大きく、定期的な血液検査ときめ細かな投与量の調整を必要とする。こうした点を克服すべく、「LIXIANA」は開発された。
共同販促パートナーを務める大熊製薬
今回「LIXIANA」について韓国第一三共と共同販促契約を締結した大熊製薬は、第一三共の高血圧症治療剤「OLMETEC」「OLMETEC PLUS」「SEVIKAR」「SEVIKAR HCT」の韓国における共同販促パートナーを務める製薬企業。
韓国第一三共はこの共同販促を通じて、「LIXIANA」の対象領域における治療に貢献し、製品価値の最大化を目指すという。

韓国におけるLIXIANAの共同販促契約締結のお知らせ - 第一三共株式会社
http://www.daiichisankyo.co.jp/news/detail/006389.html