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再生医療研究に貢献。オリンパス、細胞密度計測ソフトウエア「CKX-CCSW」発売

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再生医療研究に貢献。オリンパス、細胞密度計測ソフトウエア「CKX-CCSW」発売

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再生医療研究に貢献。オリンパス、細胞密度計測ソフトウエア「CKX-CCSW」発売

　2015年12月5日 19:00　

培養容器中における細胞を、簡易計測

オリンパス株式会社は、細胞密度計測ソフトウエア「CKX-CCSW」を、12月2日より世界で順次発売する。

同ソフトウエアは、同社の科学事業における生物顕微鏡向け新製品。培養容器中における細胞の数や単位面積あたりの密度を、簡易的に計測する。

培養容器に入れたまま観察

近年、iPS細胞をはじめ再生医療の研究はますます活性化しており、様々な実験や研究を行うべく大量の細胞を効率的に培養することが求められている。

細胞は、培養容器の中で栄養となる培地を用いながら培養されるが、それぞれの細胞には容器内での成長に適した密度に上限が存在する。そのため細胞が一定量まで増えると、一部を新しい培養容器に移し（継代）、細胞を増やす。同じ条件で細胞を増やすためには、適切なタイミングで継代を繰り返し行うことが不可欠だ。

今回発売される「CKX-CCSW」は、細胞の数のカウントや単位面積あたりの密度を、簡易的に計測するソフトウエア。これにより、培養容器に入れたまま観察を行い、継代の適切なタイミングを判断することが可能となる。

細胞培養プロセスの省力化・品質の安定化を実現

「CKX-CCSW」に加え、12月発売の培養顕微鏡「CKX53」と11月発売の自動セルカウンター「Cell Counter model R1」の3つを活用することで、細胞培養プロセスの省力化・品質の安定化を実現すると、同社はしている。

同社は今後も、発展が予想される再生医療の研究に貢献していくという。