MSL育成プログラムの一環として
アストラゼネカ株式会社は、同社のメディカル・サイエンス・リエゾン(MSL)の育成プログラムの一環として、MSL認定試験を11月16日から20日にかけて実施したと発表した。
同認定試験は、MSLの臨床研究やサイエンスに関する専門知識、コミュニケーションスキル、潜在的な医療ニーズを見極める能力の向上を目的とし、同社が年一回実施しているもの。
高まるMSLへのニーズ
MSLは、医学・科学における高度な専門性や学術知識や学位を持ち、企業の社内外において、製品の適正使用の推進や製品価値の至適化などを支援する役職。プロモーション活動とは一線を引き、社外ではオピニオンリーダーや医学研究者なども訪問し、医学情報の伝達・入手を行う。
近年、高度な医学的・科学的な情報を医師から求められるケースが増加している。また、臨床研究支援に関する透明性の確保が求められていることもあり、MSLに対するニーズは高まっている。
実際の医療専門家と共に認定の可否を決定
試験は、MSLが医療専門家を訪問した際に想定される医学・科学的ディスカッションの場面を再現し、ロールプレイ形式で行われた。実際の医療専門家をロールプレイ役兼評価者として招き、社内選出の評価者と共に認定の可否が決められたという。
同社は今後も、質の高いメディカルサービス提供でサイエンスのリーダーシップを目指すとしている。

アストラゼネカ メディカル・サイエンス・リエゾン(MSL)社内認定試験を実施 - アストラゼネカ株式会社
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