NPO法人「PAHの会」が実施
バイエル薬品株式会社は、11月4日、肺高血圧症の患者会であるNPO法人「PAHの会」が実施した「肺高血圧症患者のための赤倉山荘への旅プロジェクト」についてのプレスリリースを発表した。
同社は、慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)の啓発プログラムを、2013年から2015年にかけて実施。集まった支援金を「PAHの会」へ寄付していた。
支援金1329000円を寄付
CTEPHは、肺の血管の内側に血栓が詰まることで血液が流れにくくなり、肺動脈へかかる圧が上昇する疾患。息苦しさや身体のだるさ、胸の痛みなど様々な症状があらわれる。
NPO法人「PAHの会」は、CTEPHと同じ肺高血圧症である肺動脈性肺高血圧症(PAH)の患者と家族をサポートしている患者会。CTEPHの啓発プログラム『6 Minutes Run for CTEPH』を実施しているバイエル薬品は、支援金1329000円を同法人へ寄付。この支援金を元にして、「肺高血圧症患者のための赤倉山荘への旅プロジェクト」は開催された。
今後も様々な啓発活動に取り組む
「肺高血圧症患者のための赤倉山荘への旅プロジェクト」には、患者15名および患者の家族5名が参加。肺高血圧症の患者にとってハードルが高い長時間の外出や宿泊を、医師や看護師が同行することで実現した。森林セラピーを受けながらの散策や、山荘での講演会と交流会が開催されたという。
バイエル薬品は今後も、CTEPH患者のQOL向上に貢献すべく、様々な啓発活動に取り組むとしている。
(画像はプレスリリースより)

NPO法人 PAHの会主催 「肺高血圧症患者のための赤倉山荘への旅プロジェクト」 開催報告 - バイエル薬品株式会社
http://byl.bayer.co.jp/html/press_release