製薬業界ニュース
2025年05月19日(月)
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「コセンティクス」 皮膚症状の「寛解」又は「ほぼ寛解」

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「コセンティクス」 皮膚症状の「寛解」又は「ほぼ寛解」

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寛解率と持続的な効果 3年間維持
ノバルティスは「コセンティクス」(一般名:セクキヌマブ、以下「コセンティクス」)が、中等症から重症の局面型乾癬の患者において、3年間にわたり皮膚症状の高い寛解率と持続的な効果を示し、良好な安全性プロファイルを確認したという、データを発表した。

乾癬
乾癬は世界の人口の約3%が罹患しており、苦痛を伴う。単に外観上の問題ではなく、極めて軽症の症状であっても患者の日常生活に影響を及ぼす。

IL-17Aの作用を阻害 「コセンティクス」
「コセンティクス」は、インターロイキン-17A(IL-17A)を選択的に中和するヒト型モノクローナル抗体である。IL-17Aは、乾癬に罹患した皮膚で高濃度に認められ、治療薬開発のターゲットとされている。「コセンティクス」は、乾癬に罹患した皮膚で高濃度に認められる蛋白質であるIL-17Aの作用を阻害することで、効果を発揮する。

第III相臨床試験 結果
「コセンティクス」の第III相臨床試験の主要目的は、中等症から重症の慢性局面型乾癬患者における、長期間の安全性及び忍容性を評価することだった。

今回の継続試験において、320例の患者に対して「コセンティクス」を固定用法・用量で3年間投与した。その結果、1年目には69%の患者で皮膚症状の「寛解」又は「ほぼ寛解」(PASI90)が達成された。

この効果は3年後にも非常に高く維持され、64%の患者がPASI 90を達成していた。更に43%の患者では、3年後にも皮膚症状の寛解が認められた。標準的な治療目標であるPASI75という皮膚症状の改善は、3年後、83%の患者で達成された。


外部リンク

ノバルティス プレスリリース
http://www.novartis.co.jp/news/2015/pr20151022.html


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