ダブラフェニブ/トラメチニブの併用投与の結果を発表
ノバルティスファーマは、ダブラフェニブ/トラメチニブの併用療法を行った臨床結果において、悪性黒色腫患者の平均生存が2年以上になったと紹介をした。今回の試験では、ダブラフェニブ/トラメチニブの併用療法は、ベムラフェニブ単剤療法との比較から健康に関する改善についても、示唆している。
長期生存率が低い転移性悪性黒色腫
遺伝子変異陽性の転移性悪性黒色腫の患者は、長期生存率が低い。転移性悪性黒色腫は、危篤な皮膚がんの1つ。末期という診断を受けた患者で、5年生存することができる患者は、5人中1人だけと言われている。
ダブラフェニブ/トラメチニブの併用療法は、がん治療の変革を行い、適切な治療を患者に提供することができる。
ダブラフェニブ/トラメチニブの併用療法
ダブラフェニブ/トラメチニブの併用療法は、遺伝子変異陽性悪性黒色腫患者に対する治療の1つで、米国、欧州などで承認されている。ダブラフェニブとトラメチニブの2つを併用することで、腫瘍の増殖速度を抑制することができる。今回の併用療法におけるがん腫の臨床試験プログラムは、世界中の試験施設で進行中だ。

ノバルティスファーマ プレスリリース
http://www.novartis.co.jp/