生物多様性への対応の一環として
アステラス製薬株式会社は、10月7日、社会貢献活動を通じた生物多様性への対応の一環として、第4回筑波山植樹祭を開催したと発表した。
この植樹祭は、10月3日と10月4日に行われたもの。アステラスグループの社員およびその家族ボランティアに加え、一部の患者団体からのボランティア参加者など延べ100名以上が参加している。
縁の深い場所、筑波山
アステラス製薬は、CSR経営の一環として様々な社会貢献活動を行っており、CO2排出削減や地域緑化などの環境保全活動にも積極的に取り組んでいる。
植樹祭が行われた筑波山があるつくば市には、同社の創薬研究の中核を担う「つくば研究センター」がある。また筑波山は、自社研究により創製した免疫抑制剤「プログラフ」と縁の深い場所でもある。
その筑波山において荒廃が進んでいる現状を鑑み、同社は筑波山神社や複数の団体が取り組む森林再生活動に賛同。植樹祭を開始した。
生態系回復の一助となることを期待
今年で4回目となる筑波山植樹祭では、約600苗の植樹が行われた。苗の中には、アステラスのグループ会社であるアステラス総合教育研究所株式会社の「グリーンサプライ支援室」社員が、「つくば研究センター」敷地内で採取したどんぐりから育てた約100苗も含まれるという。
同社は、この活動が筑波山の生態系回復の一助となることを期待している。

第4回筑波山植樹祭を開催 筑波山の緑化再生活動を支援 - アステラス製薬株式会社
http://www.astellas.com/jp/corporate/news