より服用しやすい製剤に
ゼリア新薬工業株式会社は、10月14日、関節痛・腰痛治療薬「コンドロイチン ZS錠」の錠剤を小型化した製品を、全国の薬局・ドラッグストアにおいて販売開始した。
同剤は、有効成分の含量を変えずに錠剤の小型化を実現。より服用しやすい製剤となっている。
有効成分、最高用量を含有
「コンドロイチン ZS錠」は、1964年の発売開始から50年以上にわたり、内服の関節痛・腰痛治療薬として膝の痛みや腰の痛みで悩む利用者に支持されている。
しかし同剤には、錠剤の直径が約10mmと大きく、服用しにくいとの声が寄せられていたという。同剤は、有効成分であるコンドロイチン硫酸エステルナトリウムを、一般用医薬品では最高用量にあたる1560mg(1日量6錠中)含有している。大きさの理由は、そこにあった。
同社は研究を重ね、添加剤や錠剤形状の見直しなど行った結果、今回の錠剤小型化に至ったという。
直径を10%減少、甘味剤も変更
小型化された「コンドロイチン ZS錠」の有効成分含量は、従来品と変わることがない。しかし錠剤の直径は、約10mmから約9mmへと10%減少。また1錠質量も、従来の約340mgから約310mgへと低減。より服用しやすい製剤になっている。
加えて、甘味剤を従来のサッカリンナトリウムからアセスルファムカリウムに変更し、服用のしやすさを向上している。
(画像はプレスリリースより)

関節痛・腰痛治療薬「コンドロイチン ZS錠」(第3類医薬品)錠剤小型化のお知らせ - ゼリア新薬工業株式会社
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