第70回日本体力医学会大会で発表
2015年9月18日、株式会社明治は、ホエイタンパク質を酵素で加水分解し、ペプチド化した「ホエイペプチド」が、動物試験にて少量摂取時に筋合成を強く促進することを確認したと発表した。
この結果は2015年9月18日から開催された第70回日本体力医学会大会にて発表された。
試験では運動後のラットに同社の独自開発ホエイペプチドである「パワーペプチド」、またはホエイタンパク質を与えた際、筋肉の合成速度に与える影響を評価した。その結果、前者は後者と比較して、少ない摂取量で骨格筋合成速度を高め、筋肉の合成を強く促進することが分かったという。
少量摂取で身体づくりに有効である可能性
ホエイタンパク質が牛乳に含まれるタンパク質の約20%を占めているタンパク質であるのに対し、ホエイペプチドはそのホエイタンパク質を酵素で加水分解し、ペプチド化したものである。
ペプチドはタンパク質を形作るアミノ酸のつながりのいくつかを酵素で加水分解し、アミノ酸が複数個つながった状態にしたものだ。
今回の試験結果により、「パワーペプチド」は少量摂取で一過性の筋合成の促進を積み重ね、筋肉量を増加させられる可能性が示唆された。
(画像はプレスリリースより)

株式会社 明治 プレスリリース
http://www.meiji.co.jp/corporate/pressrelease/