厚生労働省の発表
厚生労働省は、9月4日、「医薬品産業強化総合戦略~グローバル展開を見据えた創薬~」を策定したと発表した。日本は、世界でも数少ない新薬創出国だ。医薬品産業が、日本再興戦略、健康・医療戦略の柱として、注目を浴びている。
今回の戦略では、イノベーションの推進、質の高い医療の実現、グローバルな視点で政策の再構築することについてが盛り込まれた。
ジェネリック数量シェア80%の達成にむけて
今回策定された戦略は、「後発医薬品80%時代」へ進むにつれて、「国民への良質な医薬品の安定供給」、「医療費の効率化」、「産業の競争力強化」を三位一体で実現するために必要となる戦略を示した。2017年に戦略の進捗状況を確認し、見直しを行う。
ジェネリック医薬品を使用することで、質の高い効率的な医療を実現ができるとして、期待が集まる。ジェネリック数量80%となれば、良質な医薬品の供給が行え、医療費を抑えることができる。また、医薬品産業の競争力の強化となる。
イノベーションを推進!!
戦略の中には、臨床研究・治験活性化なども挙げられている。また、産学官の連携強化にも力を入れ、大学発の優れたシーズの実用化に向けて働きかける。また、流通改善を行い、単品単価取引の推進を行う。
(画像は厚生労働省ホームページより)

厚生労働省 報道発表
http://www.mhlw.go.jp/