容量とメーカー希望小売価格も変更
株式会社大塚製薬工場は、8月19日、皮膚疾患・外傷治療薬「オロナインH軟膏 10g」について、包装容器の変更、そして容量およびメーカー希望小売価格の変更を発表した。
同剤の包装容器は今回、アルミチューブからラミネートチューブに変更される。
利用者からの要望に応えて
「オロナインH軟膏」は、1953年の発売以来、60年以上にわたり「暮らしの常備薬」として支持され続けている薬剤。歴史を誇るのみならず、昨年度は過去最高の売り上げを達成したという。
同剤は近年、携帯用としてチューブタイプを購入する利用者が増加している。しかし、従来のチューブはアルミ製であるため、携帯するうちにアルミ特有の破れや削れなどの現象が発生するケースがあった。利用者からの要望に応え今回、アルミチューブからラミネートチューブへの変更が実施されたという。
最後まできれいに使える
ラミネートチューブへの変更により同剤は、チューブが折れたり塗装がはげたりすることがなくなり、従来品と比べ最後まできれいに使用することが可能になっている。
なお、包装容器の変更に併せて同剤は、容量およびメーカー希望小売価格も変更される。容量は、現行品の10gから11gに変更。メーカー希望小売価格は、税抜き240円から同300円となる。

大塚製薬工場、オロナインH軟膏(チューブ)包装容器変更のご案内 - 株式会社大塚製薬工場
http://www.otsukakj.jp/pdf/pdf-14399614960.pdf