日本イーライリリーと日本ベーリンガーインゲルハイムより発売開始
日本イーライリリーと日本ベーリンガーインゲルハイムは、持効型溶解インスリンアナログ製剤インスリン グラルギンBS注カート「リリー」およびインスリン グラルギンBS注ミリオペン(R)「リリー」(一般名:インスリン グラルギン(遺伝子組換え)『インスリン グラルギン後続1』)を2015年8月3日より「インスリン療法が適応となる糖尿病」を適応症として発売開始した。
ランタス(R)と同じアミノ酸配列
インスリン グラルギンBS注カート「リリー」および同注ミリオペン(R)「リリー」は(以下、同剤)、日本初のインスリン製剤におけるバイオシミラーで、発売については、世界初となる。同剤は、ランタス(R)(一般名:インスリン グラルギン(遺伝子組換え))と同じアミノ酸配列を有する持効型溶解インスリンアナログ製剤。基礎インスリン分泌を補充し、持続的に血糖コントロールを行う。
2011年に糖尿病領域におけるアライアンスを結ぶ
2011年1月、イーライリリー・アンド・カンパニーとベーリンガーインゲルハイムは、糖尿病領域におけるアライアンスを結んでいる。
このアライアンスは、イーライリリー・アンド・カンパニーが持つ糖尿病領域での革新的な研究、経験、先駆的実績とベーリンガーインゲルハイムが持つ研究開発主導型イノベーションの実績という両社の強みが最大限に活用されたものとなっている。
この提携によって、同剤については、日本イーライリリーが製造販売承認を取得し、日本イーライリリーと日本ベーリンガーインゲルハイムの両社で共同販促(コ・プロモーション)を実施することとなっている。
(画像はニュースリリースより)

ベーリンガーインゲルハイム ニュースリリース
http://www.boehringer-ingelheim.jp/news/news_releases/