東南アジアにブランドを浸透
ジェネリック医薬品などの開発を手がける日医工株式会社(以下、日医工)は、タイ王国の医薬品製造メーカー、Bangkok Lab and Cosmetic 社(以下、バンコクラボ社)と業務提携することを2015年7月29日に発表した。
同社は、成長が見込まれる東南アジア地域の医薬品市場で日医工ブランドの拡大を図るため、このたびの決定に至った。
これに先立つ2014年10月には同じくタイのBioLab社と業務提携し、タイ市場および東南アジアでの製品の流通、販売、マーケティングの活動に着手している。
同社は、バンコクラボ社との業務提携によりタイにおけるブランドの早期浸透を強化していく考えである。
バンコクラボ社に託すこと
バンコクラボ社は医薬品を製造し、GMP,ISO14001、ISO9001、OHSAS18001、TLS8001、ISO/IEC175025 を取得している。また、販売・流通業を行うバンコクドラッグ社、ファーマライン社、ビリッチ社、ファーマアライアンス社はグループ会社である。
この業務提携を通して、バンコクラボ社は、タイ市場で発売する日医工製品の申請承認のサポート、現地リパック業務の実施、同社が製造販売承認をもつ日医工ブランドの販売を行うことになる。

日医工株式会社 プレスリリース
http://www.nichiiko.co.jp/