新規の化合物についての相互作用予測も可能
2015年7月14日、株式会社リバネス(以下、リバネス)は、京都コンステラ・テクノロジーズ株式会社(以下、京都コンステラ)及び、株式会社アフィニティサイエンス(以下、アフィニティサイエンス)と提携し、創薬支援のための計算科学受託サービス開始を発表した。
今回発表された受託サービスでは、4つの計算科学手法によって、ターゲットタンパク質に結合活性を持つ化合物の探索や新規構造の結合予測を行う。
化合物ライブラリや天然物からのスクリーニングによって活性化合物を発見した際、より活性の高い構造を探索したり、生体に何らかの影響を示す化合物の結合ターゲットとなるタンパク質を予測したりすることが可能である。
具体的には、「タンパク質の立体構造から、活性部位に結合する化合物をデザイン」、「手持ちのリガンドを元に、より活性の高い化合物を見つける」、「スクリーニングで見つけたリガンドの標的タンパク質予測」等の課題に対応できる。
4つのin silico手法で創薬を支援
各種in silicoスクリーニング、シミュレーションによる検証、化合物データベース整理、最適なソフトウェア・システム導入など、優れた費用対効果でトータルに創薬研究をサポートする。
ドッキングシミュレーション法(SBVS)、ファーマコフォアベース法(PBVS)、類似化合物探索法(LBVS)、相互作用マシンラーニング法(CGBVS)の4つのin silico手法から、最適な手法を選択することが可能である。
リバネスでは今回の受託サービス開始により、創薬研究をサポートしていく。
(画像はプレスリリースより)

株式会社リバネス プレスリリース
https://lne.st/2015/07/14/insilico-kenmado/