中小企業の新たな連携を支援する制度
ラクオリア創薬株式会社(以下、ラクオリア創薬)は、平成27年7月10日、経済産業省中部経済産業局の「中部地域における平成27年度第1回」に認定されたことを発表した。
平成17年度に「中小企業新事業活動促進法」が施行され、これに基づき制定された制度が、異分野連携による新事業分野開拓計画(新連携計画)である。
この制度は、中小企業が連携して、互いの技術やノウハウを摺り合わせ、相互の強みを補完することで高付加価値の製品・サービスを創出していくことを支援するもの。同社の今回の認定を入れると、これまでに全183件が取得している。
新薬研究と市場調査を組み合わせる
同社は、「平成27年度第1回異分野連携新事業分野開拓計画(新連携計画)」に対して、「新薬の種を大学発シーズから創出し、ライセンスアウトで収益を上げる創薬事業」を申請し、このたび、新連携計画における初めての創薬事業として認定された。
今回の事業で、同社の創薬研究のノウハウ、名古屋大学の学術研究、株式会社シード・プランニングの市場調査を組み合わせた産学連携を行う。つまり、市場のニーズに即した新薬の種を創出すると同時に、ライセンスの売却により収益を確保する事業を展開する。

ラクオリア創薬株式会社 プレスリリース
http://www.raqualia.co.jp/