女性活躍推進に優れた上場企業を選定
中外製薬株式会社は、3月17日、経済産業省と東京証券取引所より平成27年度「なでしこ銘柄」に選定されたと発表した。
「なでしこ銘柄」は、女性活躍推進に優れた上場企業を選定する制度。同社は、2年連続で選定されることとなった。
次世代リーダー層の拡充を図る
中外製薬は、「ダイバーシティの推進」を経営の重要課題と位置づけ、2010年に経営トップ直轄のもとジェンダーについてのワーキングチームを結成。2012年には「ダイバーシティ推進室」を設置し、2013年からは「中外ダイバーシティ推進フォーラム」も開催している。
女性のキャリア促進に関しては、女性マネジャー数の倍増化や、上級リーダー育成に向けた女性リーダープログラムの導入などを実施し、管理職の女性比率は10.7%となった。今後も継続的に女性マネジャーが輩出されるよう、次世代リーダー層の拡充を図るとしている。
業種ごとに1社が選定される
「なでしこ銘柄」は、経済産業省と東京証券取引所が2012年度より合同で選定・発表しているもの。「女性のキャリア促進」と「仕事と家庭の両立サポート」の2つの側面からスコアリングを行い、業種ごとに1社が選定される。
中外製薬は、今回の「なでしこ銘柄」への2年連続選定について、同社の取り組みが継続的に評価されたものと認識。今後も女性がいきいきとして活躍できるような職場環境・組織風土の整備に取り組むとしている。

2年連続「なでしこ銘柄」に選定-ダイバーシティへの積極的な取り組みが外部機関から継続評価- - 中外製薬株式会社
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