保険薬局勤務薬剤師モニター336名が対象
株式会社ネグジット総研は、「平成28年4月調剤報酬改定事前調査」を実施し、結果を3月11日に公表した。
同社は、薬剤師を対象としたプロモーションおよび調査や、医療経営コンサルティングを行う企業。今回の調査は、ドラッグストア調剤部門勤務を含む保険薬局勤務薬剤師モニター336名を対象として実施されている。
「かかりつけ薬剤師指導料」に対する印象
同調ではまず、新設される 「かかりつけ薬剤師指導料」に対する印象を尋ねている。結果は、「今後の薬剤師像が明確になった」という回答が全体の47.3%に達し、約半数を占める形となった。「今までの取り組みが評価された」「薬剤師の地位向上に貢献する」とする回答は、共に2割にも届いていない。
「かかりつけ薬剤師指導料」の算定方針について尋ねたところ、「算定可能か調査中」という回答が41.7%で最多。次点には、「積極的に算定準備している」の21.4%、「算定する方向であるが、特に準備はしていない」の17.0%が続く。様子見の回答が多く見られ、また「算定は難しい」「算定予定はない」という消極回答も約2割に達している。
「認定薬剤師研修」、8割強が受講
同調査では、「かかりつけ薬剤師」の算定要件である「認定薬剤師研修受講」についても尋ねている。
結果は、「積極的に研修等を受講」という回答が47.6%、「機会があれば受講」が34.5%に達し、全体の8割強が認定に向けて研修等を受講していることが明らかになった。
調査の詳細は、同社のプレスリリースで。
(画像はプレスリリースより)

「平成28年4月調剤報酬改定事前調査」調査結果 - 株式会社ネグジット総研
http://www.mmpr.jp/topics_detail1/id=356