震災復興支援やネパール地震の緊急支援など
グラクソ・スミスクライン株式会社(GSK)は、2016年3月10日、2015年度に同社が実施した社会貢献活動についてのプレスリリースを発表した。
同社は、社会を構成している企業市民として、社員一人ひとりが社会貢献活動に参画することを奨励。2015年は、震災復興支援やネパール地震の緊急支援、ボランティア活動への参加などを行っている。
5年目を迎えた「Orange Scholarship」
GSKは2011年、全社員の協力のもとに実施した本社ビルの節電による光熱費削減分を原資として、東日本大震災で被災した薬学生向けの奨学金「Orange Scholarship」を設立。2015年で5年目を迎えた。同制度では、これまでに5000万円以上の寄附を行い、24名の奨学生が卒業。現在は6名の奨学生が修学している。
また、国際子ども支援NGO「セーブ・ザ・チルドレン」を支援する社員募金プログラム「Orange United」では、2015年は日本の社員1000名以上が参加し、540万円を寄附。全額会社がマッチングを行い、1080万円の寄附を行った。
1200万円以上をネパール地震の緊急支援に
2015年4月に起きたネパール地震の緊急支援では、社員が約150万円を寄附。「Orange United」の寄附と併せて、1200万円以上の寄附を「セーブ・ザ・チルドレン」に行っている。
また同社は、2009年より年間1日のボランティア休暇「Orange Day」を社員に付与。2015年は、日本の40%以上の社員が「Orange Day」を取得し、ボランティア活動に参加した。

グラクソ・スミスクライン株式会社 2015年度の社会貢献活動を発表 - グラクソ・スミスクライン株式会社
http://jp.gsk.com/jp/media/press-releases/