実質的産学連携の推進を目的に
ラクオリア創薬株式会社は、1月26日、名古屋大学東山キャンパスにて「第2回 名古屋大学 - ラクオリア創薬 創薬シンポジウム」を開催した。
同シンポジウムは、創薬を核にした実質的産学連携の推進を目的として開催されたもの。名古屋大学の教員や大学関係者に加え、同社研究員など約100名が参加したという。
共同研究の概要、創薬に関する研究について
同シンポジウムは、名大東山キャンパス工学研究科中央棟(ES総合館)ESホールにて、開催された。後援には、名古屋大学大学院医学系研究科、名古屋大学大学院創薬科学研究科、名古屋大学環境医学研究所、そして名古屋大学早期予防医療創成センターが名を連ねている。
シンポジウム当日は、開会の挨拶は名大・医学系研究科長の高橋雅英氏が担当。続いてラクオリア創薬が、名大における創薬研究の紹介と、経済産業省の新連携事業について発表を行った。名大からは、ラクオリア創薬との共同研究の概要と、名大にて行われている創薬に関する研究について講演を行っている。
新たな発想で新薬探索研究を推進
さらに同シンポジウムでは、島津製作所からはアカデミアとの共同研究の取り組みについて紹介が行われた。閉会挨拶は、名大環境医学研究所長である澤田誠氏が担当し、シンポジウムは盛況のうちに終了したという。
ラクオリア創薬と名古屋大学は、今後も定期的に創薬シンポジウムを開催する予定。研究者間のネットワークを強化し、新たな発想により新薬の探索研究の推進を目指すとしている。
(画像はプレスリリースより)

「第2回 名古屋大学―ラクオリア創薬 創薬シンポジウム」が開催されました - ラクオリア創薬株式会社
http://www.raqualia.co.jp/topics/3878.html