「第39回欧州臨床腫瘍学会議」
エーザイ株式会社は、「第39回欧州臨床腫瘍学会議」において、同社が創製した「ハラヴェン」および「レンバチニブ」に関する最新試験データを発表する。
同学会は、2014年9月26日から30日までスペイン・マドリードで開催されるもの。
ポスター発表、そして口頭発表
「ハラヴェン」については、3演題のポスター発表が行われる。内容としては、転移性乳がんにおける臨床第3相試験QOLについての解析結果など。ちなみに同社は「ハラヴェン」について、本年6月に欧州で「1レジメン以上の前治療歴のある局所進行または転移性乳がん」の適応拡大承認を得ている。
「レンバチニブ」については、放射性ヨウ素治療抵抗性の分化型甲状腺がんを対象とした臨床第3相試験における、血清バイオマーカーと腫瘍遺伝子変異の解析結果に関して、口頭発表が行われる。
がん患者の多様なニーズ充足に貢献
「レンバチニブ」については、口頭発表に加え、4演題のポスター発表も予定されているという。進行甲状腺がん患者および分化型甲状腺がん患者を対象として行われた各種試験の結果が、発表される。
同社は、がん関連領域を重要なフランチャイズ領域と位置づけ、最先端のがん研究から革新的な創薬を行っている。今後もがん患者とその家族、また医療従事者の多様なニーズの充足とベネフィット向上に貢献するとしている。

第39回欧州臨床腫瘍学会議で「ハラヴェン」および「レンバチニブ」に関する最新試験データを発表 - エーザイ株式会社
http://www.eisai.co.jp/news/news201450.html