スマホで利用が可能 お薬手帳を電子化
日本調剤株式会社は、医療系情報技術ベンチャー企業の株式会社メディエイドの協力を得て、電子版お薬手帳の「お薬手帳プラス」のサービスを10月1日より開始することを発表した。
服薬履歴やアレルギー歴などを確認するお薬手帳。従来の利用方法を最大限にいかし、インターネットを利用し、パソコンやスマートフォンで利用ができる。
(画像はプレスリリースより)
お薬手帳の在り方を見直して
2011年の東日本大震災時、被災者が服薬状況や健康の状態を医療機関に伝えるときに、お薬手帳を見せることで、迅速に情報を伝えることができたなど、従来の役割に効果がみられた。
他の調剤薬局で処方を受けた場合でも、電子版のQRコードがあれば、読み取りが可能になる。一般的に普及しているスマートフォンやパソコンを利用して、お薬の管理が一層簡単になり、患者にとって便利になる。
日本調剤は、患者のライフスタイルに合わせた医療や健康情報への提供ができると期待をしている。
ヘルスケア機器とも連携 電子版お薬手帳では、初
服薬の情報ばかりでなく、ユーザーの健康管理をサポートする機能がついた。飲み忘れ防止アラームや通院予定を知らせてくれるアラーム機能がある。
また、電子版お薬手帳では、初めてヘルスケア機器と連携し、データの取り組みが可能となった。

日本調剤株式会社 プレスリリース
http://www.nicho.co.jp/株式会社メディエイド
http://www.mediaid.co.jp/