9月1日より「新医薬品の投薬期間制限」解除
2014年9月1日、サノフィ株式会社は同社が発売するGLP-1受容体作動薬「リキスミア」(一般名:リキシセナチド)における「新医薬品の投薬期間制限」が解除されたと発表した。
同剤は2013年8月に薬価基準収載され、新医薬品のため原則、1回14日分を限度として投与することとなっていた。食事療法、運動療法に加えてスルホニルウレア剤(ビグアナイド系薬剤との併用を含む)の使用または食事療法、運動療法に加えて持効型溶解インスリンまたは中間型インスリン製剤(スルホニルウレア剤との併用を含む)を使用において十分な効果が得られない場合に限り、投与される。
投与は皮下注射で行われ、1日1回10μgから開始。1週間以上投与した後、1日1回15μgに増量していく。さらに1週間以上投与した後は1日1回20μgを投与できるようになるが、それが上限となる。
(画像はプレスリリースより)
優れた食後血糖低下作用
同剤は基礎インスリンと併用可能なGLP-1 受容体作動薬で、1日1回朝食前の投与により、優れた食後血糖低下作用が認められている。
同剤と基礎インスリンの併用により、それぞれの特性を活かし相補的に作用することで良質な血糖コントロールが可能となる。

GLP-1 受容体作動薬 「リキスミア」 投薬期間制限解除のお知らせ
http://www.sanofi.co.jp/l/jp/ja/index.jsp