9月3日に新発売
2014年9月2日、田辺三菱製薬株式会社と第一三共株式会社は、2型糖尿病治療剤「カナグル錠100mg」(一般名:カナグリフロジン水和物)が薬価基準に収載され、翌9月3日より発売されると発表した。
同剤については田辺三菱製薬が製造販売し、第一三共とプロモーション提携を結んでいる。
国内および海外の11,000名を超える2型糖尿病患者を対象に実施した第3相臨床試験において、同剤の有効性、安全性が確認されており、2014年8月時点で米国をはじめ欧州、カナダ、オーストラリアなど世界48ヵ国において既に承認を取得済みだ。
用法は通常、成人に1日1回朝食前または朝食後に経口投与することとなっている。用量は1回につきカナグリフロジンとして100mg。
(画像はニュースリリースより)
長期にわたり持続したHbA1c低下効果を示すSGLT2阻害剤
同剤は長期にわたり持続したHbA1c低下効果を示すSGLT2阻害剤だ。
腎臓の尿細管において糖の再吸収に関与するトランスポーターであるナトリウム-グルコース共輸送体2(SGLT2)を阻害し、それにより、糖の再吸収を抑制する効果がある。

2型糖尿病治療剤「カナグル錠100mg」新発売のお知らせ 田辺三菱製薬株式会社
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