オキサリプラチン、ジェネリックとしては日本初承認
ホスピーラ・ジャパン株式会社は、ジェネリック抗がん剤2成分の製造販売承認を8月15日に取得したと発表した。
今回承認を取得したのは、オキサリプラチンとパクリタキセルの2成分・4製品。このうちオキサリプラチンは、ジェネリック医薬品としては日本で初めて承認を取得したことになる。
米ホスピーラ社の日本法人、ホスピーラ・ジャパン
米ホスピーラ社は、イリノイ州レイクフォレストに本社を置き、約17000人の従業員を擁する、ヘルスケア企業。充実した製品ラインを有することで、注射剤・インフュージョンテクノロジー・バイオシミラーの市場において世界をリードしていると自認。「アドバンス・ウェルネス」の見地から、高い付加価値の創造、そして医療費の軽減および患者や医療従事者の安全性向上に貢献している。
ホスピーラ・ジャパンは、この米ホスピーラ社の日本法人にあたる。日本市場においては、持田製薬株式会社と同社のジェネリック抗がん剤の共同プロモーションを行っている。
2成分・4製品が承認を取得
今回承認を取得したジェネリック抗がん剤は、オキサリプラチン点滴静注液50mg/10mL、オキサリプラチン点滴静注液100mg/20mL、パクリタキセル点滴静注液30mg/5mL、パクリタキセル点滴静注液100mg/16.7mLの、4製品。
このうちオキサリプラチンは、ジェネリック医薬品としては日本で初めて承認を取得したことになるとしている。

ジェネリック抗がん剤2成分(4製品)承認取得のお知らせ - プレスリリース
http://www.hospira.co.jp/japanese/pressrelease