エピネフリン経鼻剤の事業化推進プロジェクト
独自の経鼻投与基盤技術で経鼻剤の研究開発を行う株式会社新日本科学。医薬品開発に力を入れてバイオ医薬品のそーせいグループ株式会社が事業提携することを発表した。
現在、親日本科学が米国の製薬会社と共同で開発しているエピネフリン経鼻剤。これの事業化推進の共同プロジェクトが進行している。
エピネフリン経鼻剤の可能性
新日本科学のエピネフリン経鼻剤がアナフィラキシーショックの治療薬として期待できる。アナフィラキシーショックは、全身、アレルギー反応で血圧の低下や意識障害をおこし、死に至る。
症状をおこしたときの対応として、エピネフリンを注射することでアナフィラキシーショックが治まる。このエピネフリンの注射の代わりにエピネフリン経鼻剤を投与することで一般の人にも症状に瞬時に対応できる可能性が高い。
2社の強みの提携
経鼻投与基盤技術を用いた経鼻剤の研究に付加価値をつけ、製薬企業へのライセンスを与える新日本科学。元々ある医薬品や開発が中断された医薬品に新しい薬理作用を研究して付加価値をつけて成長してきた、そーせいグループ。この2社の事業提携により新たな医薬品の開発を目指す。

そーせいグループ株式会社 プレスリリース
http://www.sosei.com/株式会社新日本科学 プレスリリース
http://www.snbl.co.jp/