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2025年07月27日(日)
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イロコ、ブラジルでZORVOLEXのライセンス契約を締結

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イロコ、ブラジルでZORVOLEXのライセンス契約を締結

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ブラジル最大の製薬会社と商業化に向けて提携契約
米国のフィラデルフィアに拠点をおくイロコ・ファーマシューティカルズLLC(以下、イロコ)は、系列会社のイロコ・ファーマシューティカルズ株式会社が、ブラジルでのZORVOLEX(ジクロフェナク)カプセルの上市・販売に関する独占的権利に関する、ライセンス契約をEMSと締結したことを発表した。

EMSはブラジル最大の製薬会社で、中南米では、第2位の規模の製薬会社だ。

このライセンス契約により、EMSは薬事承認と価格承認の取得だけではなく、ブラジルにおけるZORVOLEXのマーケティングと供給の責任を追うこととなる。
ZORVOLEX
ZORVOLEX
ZORVOLEXは2013年10月に、成人における軽度から中等度の急性疼痛の治療薬として米食品医薬品局(FDA)の承認を受けているが、ZORVOLEXは現在、米国以外のいずれの国でも市販承認を受けていない。イロコは米国におけるZORVOLEXの全販売権を今後も所有する。

また、イロコは2013年後半にアルゴリズムSALおよびPT Pratapa Nirmala(Fahrenheit)と戦略的提携契約を締結し、2それぞれ中東・北アフリカ(MENA)諸国、インドネシアでZORVOLEXを上市・販売する独占的権利を取得している。

ZORVOLEXは、専有的なSoluMatrix微粒子技術を用いて開発された初のFDA認可低用量NSAIDで、現在医師から処方された場合のみ提供される。ZORVOLEXに含まれるジクロフェナクは、元の粒子の約20分の1サイズとなる1ミクロン未満の粒子。粒径が小さいため、表面積が広くなり、溶解速度が速くなった。

そして、ZORVOLEXは、FDAおよび幾つかの専門医療機関の勧告によって、NSAIDsが患者ごとの治療目標に合わせ、最小有効量を可能な限り最短の投与期間で使用されるために開発されている。

また、変形性関節症を適応とする承認を求める適応追加申請が現在、FDAで審査中だ。


外部リンク

Iroko Pharmaceuticals, LLCニュースリリース(Business Wire)
http://www.businesswire.jp/news/jp/20140716005602/ja

Iroko Pharmaceuticals, LLC
https://www.iroko.com/

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