販売権許諾契約を締結
ファイザー株式会社は、2014年10月より経皮鎮痛消炎パップ/テープ剤「セルタッチパップ70、同140/テープ70」の販売活動を実施すると発表した。
同剤は現在、武田薬品工業株式会社とあすか製薬株式会社が販売活動を行っている。製品価値最大化に向けて3社が協議した結果、販売権許諾契約が締結されたという。
発売当初はファイザーと武田薬品が販売
セルタッチは、1993年発売。発売当初は、ファイザーおよび武田薬品により販売活動が実施されていた。
その後、2009年7月に至り、ファイザーとあすか製薬はパップ剤に関する販売権許諾契約を締結。同時に、あすか製薬は武田薬品に同剤の販売活動を委託。2011年のテープ剤発売時には、同剤の販売活動もファイザーから武田薬品に委託されたという経緯を持つ。
セルタッチの製品価値最大化に向け
近年、各社の事業環境は変化し、それに伴いセルタッチの製品価値最大化に向けた協議が行われた。その結果、武田薬品およびあすか製薬からファイザーへの販売権許諾契約締結に関して、合意に至ったという。
3社は今後も連携し、セルタッチの販売移管を滞りなく進めるとともに、患者に待ち望まれる医薬品を届けることで医療に貢献していくとしている。

経皮鎮痛消炎パップ/テープ剤「セルタッチ」の販売に関する提携の終了について - プレスリリース
http://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/