「ラン・フォー・ビジョン」
ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 ビジョンケア カンパニーの使い捨てコンタクトレンズ「アキュビュー」が協賛する第16回「ラン・フォー・ビジョン」Run For Vision が、2013年10月13日(日)に、皇居周回コースで行われた。
当日は、視覚障害者を含む総勢240名のランナーが桜田門広場(東京都千代田区)をスタートし、全員がそれぞれのペースで完走を目指して楽しく走った。
「ラン・フォー・ビジョン」は、視力保護の大切さや、より多くの人々に、アイバンク活動ならびに移植医療への理解を図ることを目的に設立されたチャリティマラソン大会であり、1997年から毎年開催されて、今年で16周年を迎える。移植患者、視聴覚障害者、提供者家族に加えて一般のランナーが一緒に走り、参加者全員が完走することを目標としている。
この大会の参加費の一部はチャリティとしてアイバンクに寄付され、活動の活性化に役立てられている。
「アキュビュー」は当大会の趣旨に賛同し、大会発足時より毎年このイベントに協賛している。
大会概要
大会概要
【期日】
2013年10月13日(日) 14:30~ スタート
【会場】
桜田門広場(東京都千代田区)を発着地点とする皇居周回コース
【主催】
東京歯科大学市川総合病院 角膜センター・アイバンク
【共催】
慶應義塾大学病院眼球銀行、(公財)静岡県アイバンク、(公財)北海道アイバンク、(公財)山形県アイバンク、(公財)兵庫アイバンク、(公財)熊本県移植推医療推進財団、読売アイバンク、一般社団法人日本スキンバンクネットワーク、杏林アイバンク、(公財)福井県アイバンク
【後援】
厚生労働省、日本角膜学会、日本再生医療学会、日本抗加齢医学会、東京眼科医会、東京麻布ライオンズクラブ、行徳ライオンズクラブ、 市川パインツリーライオンズクラブ、東京視覚障害者ランニングクラブ、日本点字図書館、(公財)日本テレビ小鳩文化事業団、(社)日本臓器移植ネットワーク
【種目】
1km(ウォーキング)、5km、10km
(プレスリリースより)
イベント開催の目的
1997年10月16日に「臓器移植法」が施行されたが、国民への情報提供が不十分なこともあり、施行後10年以上が経過した現在でも、「角膜移植」においても慢性的な提供者の不足という状況は変わりはない。そのためにも、このようなイベントによって、多くの人々に臓器移植について、理解を持ってもらうことが大切である。
ジョンソン・エンド・ジョンソン ビジョンケア カンパニーでは、10月10日の「世界視力デー」に合わせ、ソーシャルメディアを通じて目の検査を呼びかけるEyePledge キャンペーンを、10月1日~10月31日まで実施するなど、視覚障害に対する関心を高め、意識の向上を図る啓発活動を全世界で展開してる。
視力障害の現状
視力障害を負っている人は、世界ではおよそ2億8500万人が存在している(2012年 世界保健機関『視力障害と失明』の調査結果)。
視力障害の一番の原因は、屈折異常(近視、遠視、乱視)である。だが、この80%は眼鏡、コンタクトレンズ、または手術によって避けることができると言われている。
世界保健機関(WHO)では、予防や治療が可能な視力障害を2020年までになくそうと、1999年に国際失明予防機関IAPBと合同で「VISION2020:The Right to Sight」プログラムを開発し、その啓発のために毎年10月の第2木曜日を記念日に指定している。

ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社
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