つらい関節痛、腰痛、肩こり痛などに効果的
佐藤製薬株式会社は、アルミノプロフェンを配合した、つらい関節痛や腰痛、肩こり痛に優れた効果を発揮する内服薬『ルミフェン』(要指導医薬品)を7月8日より、全国の薬局・薬店、ドラッグストアで新発売すると発表した。
(画像はプレスリリースより)
ルミフェン
『ルミフェン』は炎症を抑え、辛い関節痛、腰痛、肩こり痛などの痛みを抑制する鎮痛剤だ。関節痛や腰痛、肩こり痛などの痛みに対しては、一般的に、湿布薬などの外用剤が多く使われているが、『ルミフェン』はこれらの痛みを飲む薬で緩和させる。
有効成分「アルミノプロフェン」は、生体を守るシクロオキシゲナーゼ‐1よりも、炎症によって誘導されるシクロオキシゲナーゼ‐2をより多く阻害する成分のため、消炎作用を保ちながら、胃への負担を減らすことができる。
コンドロイチン製剤やビタミン剤を服用していてもなかなか改善しない場合や、外用剤を使用の際に、痛みの部位が幅広いために、その日中のにおいが気になる人などに適している。
痛みが発生したときになるべく空腹を避けて、1回1錠服用。通常1日2回までとするが3回まで服用できる。少なくても服用時間は4時間は間隔を開ける必要がある。15歳未満は服用できない。
『ルミフェン』は、要指導医薬品のため、販売時に薬剤師による対面での情報提供・指導が義務づけられている。
そのため、佐藤製薬は、店舗での情報提供ツールや薬剤師向けの説明会の実施など、適正使用のための支援を充実させ、POPなどの各種販促ツールを活用した店頭展開による販売促進活動や、雑誌広告、『ルミフェン』専用WEBサイトの開設による一般の人に向けた製品情報発信も積極的に行う予定という。
発売の背景
階段の昇降や立ち上がるとき、重いものを持ち上げるなどの日常動作でも発生する関節痛は日常生活に支障をきたす疾患で、高齢化社会の日本では、加齢に伴い、症状を訴える人が増加傾向にある。
このような整形外科領域の痛みにおいて、医療用では、内服の鎮痛剤は推奨度が高い治療法だ。そのため、今回の内服薬『ルミフェン』の発売は、関節痛などに悩む人にとって選択肢が増えることになる。
佐藤製薬は、今後も新しい有効成分を配合した製品開発を積極的に行っていくという。
要指導医薬品
要指導医薬品とは、2013年に施行された改正薬事法で規定されたもの。医療用医薬品から一般用医薬品に移行したばかりで安全性評価が終わっていない市販薬(スイッチOTC薬)と劇薬が該当する。

佐藤製薬株式会社 ニュースリリース
http://www.sato-seiyaku.co.jp/newsrelease/2014/140702.html