エスタブリッシュ医薬品事業部門の後発医薬品
ファイザー株式会社は、エスタブリッシュ医薬品事業部門の後発医薬品として、9品目を6月20日に新発売した。
同日に後発医薬品として初めて薬価収載されたのは、4剤形のバルサルタン錠、ロサルヒド配合錠LD、2剤形のゾレドロン酸点滴静注液。また、シロスタゾールOD錠の2品目が剤形追加されている。
初めて薬価収載された7品目と、剤形追加2品目
ファイザーが6月20日に発売した後発医薬品は、以下の通り。
バルサルタン錠が、20mg・40mg・80mg・160mgの4剤形。ゾレドロン酸点滴静注液が、4mg/5mL・4mg/100mLバッグの2剤形。そして、ロサルヒド配合錠LD。ここまでの7品目は、6月20日に後発医薬品として初めて薬価収載されたもの。
上記に加えて、シロスタゾールOD錠の50mg・100mgが、剤形追加される。併せて9品目が、新発売された。
厳しい基準をエスタブリッシュ医薬品にも適用
同社には、医薬品の製造・品質・供給管理、また安全性に関する情報収集・評価・問い合わせ対応まで、長年にわたって築き上げ守り続けてきた独自の厳しい基準があるという。その基準は、新薬でもエスタブリッシュ医薬品でも、変わることがなく適用されるとしている。
また、特許の切れた自社の長期収載品と後発医薬品を区別することもなく、「大切に、長く使われていく標準的な治療薬」をエスタブリッシュ医薬品として取り扱っていくという。

エスタブリッシュ医薬品事業部門 後発医薬品9品目を6月20日に新発売 - ファイザー株式会社
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