3成分はジェネリック医薬品として初めて
2014年06月20日、沢井製薬株式会社はジェネリック医薬品6成分11品目の発売を開始したと発表した。
この中には初めてジェネリック医薬品として発売される「バルサルタン」「ロサルタンカリウム・ヒドロクロロチアジド(配合剤)」「ゾレドロン酸水和物」の3成分を使用した6品目が含まれる。
選択的AT1受容体拮抗剤「バルサルタン錠「サワイ」」、アンジオテンシン2受容体拮抗剤/利尿薬配合剤「ロサルヒド配合錠「サワイ」」はどちらも高血圧症が適応で錠剤タイプ。
骨吸収抑制剤「ゾレドロン酸点滴静注液「サワイ」」は悪性腫瘍による高カルシウム血症、多発性骨髄腫による骨病変及び固形癌骨転移による骨病変が適応となる注射液だ。
(画像はニュースリリースより)
医療機関での利便性、医療ニーズに応えた工夫も
今回発売される「バルサルタン錠」、「ロサルヒド配合錠LD」においては、同社が開発し実用新案登録された医薬品の個装箱用の『切り離し両面カード』が導入されている。医療機関で調剤棚ラベルや在庫管理に使用される際の利便性を考慮したものだ。
また規格(有効成分の含有量)や剤形についても、「アンブロキソール塩酸塩徐放OD錠」については医療ニーズに応えてOD錠、水なしでも服用できる錠剤とするなど工夫がされている。

沢井製薬 ジェネリック医薬品6成分11品目を新発売
~実用新案登録された「切り離し両面カード」を初めて製品化~
http://www.sawai.co.jp/file/2014/06/20140620-01.pdf