味の素製薬と共同開発
持田製薬株式会社は、5月23日、高血圧症治療用のバルサルタン/シルニジピン配合剤 「アテディオ配合錠」の販売を開始した。
同剤は、味の素製薬株式会社と同社が共同で開発。今年3月24日には、味の素製薬が製造販売承認を取得していた。
シルニジピンとバルサルタンの配合剤、日本初
「アテディオ配合錠」は、持続性カルシウム拮抗降圧薬・シルニジピンと、アンジオテンシンII受容体拮抗薬・バルサルタンを、日本で初めて組み合わせた配合剤。
N型カルシウムチャネルブロック作用を有するシルニジピンと、安定した降圧効果を発揮して高血圧症治療で広く用いられているバルサルタンを組み合わせることで、優れた降圧効果を発揮すると期待されている。
持田製薬は販売を行う
高血圧症治療では、降圧剤単剤で十分な降圧目標を達成できない場合があり、作用機序が異なる薬剤による併用療法が広く行われている。「アテディオ配合錠」の提供により、服薬における利便性が高まり、患者の治療およびQOL向上に貢献できると、持田製薬は考えている。
なお同剤は、味の素製薬が製造販売元であり、持田製薬は販売を行う。

バルサルタン/シルニジピン配合剤「アテディオ配合錠」の新発売のお知らせ - プレスリリース
http://www.mochida.co.jp/news/2014/0523.html