米国シカゴで開催される学会
エーザイ株式会社は、同社が創製した抗悪性腫瘍剤「ハラヴェン」、そして新規抗がん剤「レンバチニブ」に関する最新試験データを、第50回米国臨床腫瘍学会年次総会(ASCO)において発表する。ASCOは、5月30日から6月3日まで米国シカゴで開催される総会。
プレスカンファレンスでも発表
主な発表としては、まず「レンバチニブ」について、6月2日に口頭発表が行われる。これは、放射性ヨウ素治療抵抗性の分化型甲状腺がんを対象とした臨床第3相試験に関する試験結果を発表するもの。本演題は、ASCOより年次総会のプレスプログラムにも選択され、5月31日8時に開催されるプレスカンファレンスにおいても発表される
「ハラヴェン」については、転移性乳がんにおける2つの臨床第3相試験の統合解析結果や、HER2陽性の局所再発または転移性乳がん患者を対象としたエリブリン/トラスツズマブ併用1次療法の臨床効果などが、ポスターで発表される。
最先端のがん研究から革新的な創薬を
同社は、がん関連領域を重要なフランチャイズ領域と位置づけている。最先端のがん研究から革新的な創薬を行い、がん患者とその家族、医療従事者の多様なニーズの充足とベネフィット向上に、より一層貢献していくとしている。

第50回米国臨床腫瘍学会年次総会でがん領域の開発品・製品に関する最新試験データを発表 - プレスリリース
http://www.eisai.co.jp/news/news201424.html