どの製薬企業がより先進的か、明らかにする
株式会社パテント・リザルトは、「医薬品業界 他社牽制力ランキング2013」をまとめた。
このランキングは、同社が独自に分類した医薬品業界の企業を対象に、2013年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された件数を企業別に集計したもの。どの製薬企業がより先進的かを、明らかにする内容となっている。
第二位はスイスNOVARTIS社、第三位は米国MERCK社
このランキングは、医薬品業界を対象にして、2013年の特許審査過程において他社特許への拒絶理由として引用された件数を、企業別に集計したもの。先行技術は、技術開発における権利化を阻害する。その先行技術を多数保有している、すなわち先進的な企業を、このランキングは明らかにする。
集計の結果、2013年に最も引用された企業は、米国PFIZER社の718件だった。第二位はNOVARTIS社の414件、第三位にはMERCK社の408件が続く。
一位の特許、6件の特許の拒絶理由として引用
第一位であるPFIZER社の最も引用された特許は、「P38MAPキナーゼのモジュレータとしての置換されたピリジノン」。計6件の特許の審査過程で、拒絶理由として引用された。
第二位のNOVARTIS社の最も引用された特許は、「高眼圧を低下させるための組成物及び方法」および「シクロスポリン含有医薬組成物」。第三位のNOVARTIS社の最も引用された特許は、「C型肝炎ウイルスのNS3-セリンプロテアーゼ阻害剤としての新規ペプチド」。
株式会社パテント・リザルトは、「医薬品業界 他社牽制力ランキング2013」の詳しいデータを販売中。

【医薬品業界】他社牽制力ランキング2013トップ3はPFIZER(米)、NOVARTIS(スイス)、MERCK(米) - 株式会社パテント・リザルト
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