日本リウマチ財団が10月1日からスタート
公益財団法人日本リウマチ財団は、2014年10月1日からリウマチ性疾患の薬物療法に精通した「リウマチ登録薬剤師」制度を発足させる。
この制度は上記の薬剤師を育成し、リウマチ財団登録医などと連携・協働して、リウマチ性疾患にかかる医療技術の進歩、医療水準の向上を図ることを目的とする。平成26年度の登録申請は2014年6月1日から9月30日まで受け付けられており、資格審査を経て10月1日付けで「リウマチ登録薬剤師」第一号が誕生する予定だ。
申請対象となるのは医療機関、調剤薬局において、リウマチ性疾患の薬学的管理指導に従事している薬剤師または薬剤師の資格をもつ薬学・医学系教育機関の教員。詳細は外部リンクを参照のこと。
(画像は日本リウマチ財団ホームページより)
リウマチ性疾患と治療に関する調査研究、支援、啓発
同財団は昭和62年に発足以来、リウマチ性疾患の征圧を目指してその調査研究や、専門職の養成、国民への啓発活動などを行ってきている。
これまでに、リウマチ性疾患の治療においてチーム医療がより重要になったことから「日本リウマチ財団登録リウマチケア看護師」制度を発足。また「リウマチの治療とケア研修会」も開催し、医師をはじめチーム医療の関係者全員が、知識・情報を共有できる機会も提供している。

(公財)日本リウマチ財団リウマチ登録薬剤師制度が発足
http://www.rheuma-net.or.jp/rheuma/