錠剤を飲みにくいてんかん患者に
2014年5月13日より、協和発酵キリン株式会社は同社が販売する抗てんかん剤「トピナ(一般名:トピラマート)」の新たな剤形「トピナ細粒10%」を販売する。
抗てんかん剤「トピナ」は直径8.1mm、厚さ3.6mmの錠剤タイプであるが、より小さい「トピナ細粒10%」により、一部の小児や高齢者など錠剤を飲みにくいてんかん患者も服用しやすくなる。結果として患者が自発的に用法・用量を守り服用する率が高くなると期待されている。
「トピナ細粒10%」は2014年1月に承認を取得し、この4月に薬価基準に収載された。
(画像はニュースリリースより)
てんかんの部分発作に対する併用薬
「トピナ」錠は、他の抗てんかん薬で十分な効果が認められないてんかんの部分発作に対する併用薬として使用されている。
2007年9月に成人患者を対象に発売後、2013年11月には、2歳以上の小児への他剤との併用に関する用法・用量の一部変更承認も取得した。
通常、成人には1日1回又は1日2回、経口で1回量50mgを投与する。その後、1週間以上の間隔をあけて漸増し、1日あたり200~400mgを2回に分割して投与する。

抗てんかん剤トピナの新たな剤形「トピナ細粒10%」の発売について
http://www.kyowa-kirin.co.jp/news_releases/