骨粗しょう症に関して地域保健所と共同実施「保健所プログラム」の中間報告について
2013年4月から一般人を対象に、日本イーライリリー株式会社は、地域の保健所と共同で、骨粗しょう症の予防や治療に関する講習会(保健所プログラム)を開催しています。
講習会では、世界骨粗しょう症デーである10月20日の前に、理解促進、早期治療開始の重要性を啓発しており、講習会参加者の半数以上が骨粗しょう症の薬の服用で心配なことは、「長期に服用しても安全か」ということでした。
(画像はプレスリリースより)
骨粗しょう症
骨粗しょう症の原因は、老化や閉経などによる骨量低下があげられる慢性疾患です。骨粗しょう症は自覚症状なく進行することも多いため、日本の患者数は推計1,280万人と言われているにも関わらず、治療を受けている人はわずか200万人にとどまっています。
骨粗しょう症は、暮らしへ大きな影響を及ぼす可能性があるため、早期発見・早期の治療開始が重要になります。
講習会後のアンケート結果
講習会参加者に実施した調査結果から本講習会参加者が一般の人たちよりも、骨粗しょう症に対する意識が高いことがわかります。
一般的な骨粗しょう症検診の受診率4.36%に対して、本講習会参加者は6割以上が検診を受けたことがあるという回答です。
しかし、薬を長く服用することに対する安全性に不安を抱く人が約8割と非常に多く、安心して長期間服用が可能な薬の提供の重要性が示唆される結果となりました。
また、講習会参加前と比較して半数以上の人が、骨粗しょう症に対する認識に変化がみられました。中でも、骨粗しょう症が長期治療が必要な慢性疾患で、早めの薬による治療が効果的であることを、「初めて知った」、「理解が深まった」と回答する人が非常に多く約8割という結果になりました。また、骨粗しょう症検診の受診や病院への相談を行いたいと回答した人も7割近くにのぼりました。
日本イーライリリー株式会社は、今後も骨粗しょう症の予防や早期発見・早期の治療開始を促進する様々な活動を行っていくとのことです。

日本イーライリリー株式会社
https://www.lilly.co.jp/