「ARで知る!インフルエンザ」
大塚製薬株式会社は、体外診断用医薬品「クイックナビ-Flu」に関連する新しい情報提供の形として、インフルエンザ情報アプリ「ARで知る!インフルエンザ」を医療機関向けに公開した。
同アプリはAR技術を導入し、立体的な映像を見ることができる。この技術を用いた情報提供は、国内の診断薬メーカーでは初だという。
(画像はプレスリリースより)
検体採取方法のシミュレーションも
大塚製薬診断事業部が販売するインフルエンザ体外診断用医薬品「クイックナビ-Flu」は、迅速診断キットとして医療現場で最も汎用されている。感度を高めるべく植毛タイプ綿棒で検体採取を行うので、使いやすさに優れているためだという。
今回公開されたアプリ「ARで知る!インフルエンザ」では、AR技術を用いることで、鼻腔内綿棒挿入による検体採取部位のイメージが動画で確認できるようになった。アプリ上の綿棒を操作することで、患者への検体採取の説明などにも使用可能だ。また、検体採取方法のシミュレーション体験も可能であるため、検査を的確に迅速に行える。
インフルエンザに役立つ動画が見られる
同アプリは、一般患者向けの機能も持つ。アプリに対応したイラストにスマートフォンやタブレットのカメラをかざすと、インフルエンザに役立つ動画を見ることができるというものであり、こういった形の情報提供は国内の診断薬メーカーでは初だという。
同社は今後も、診断用医薬品や医療機器に関して最新の情報提供をすることで、迅速かつ適切な診療・看護・疾患の予防に寄与するとしている。

大塚製薬 インフルエンザ診断キット「クイックナビ-Flu」関連の情報提供を強化 - 大塚製薬株式会社
http://www.otsuka.co.jp/company/release/