富士経済が一般用医薬品市場の総合分析を実施
東京都中央区に本社を置く総合マーケティングビジネスの株式会社富士経済は、一般用医薬品の市場に対して2013年の総合分析を実施。その結果を2014年10月10日に発表しました。その結果は報告書「一般用医薬品データブック2014 No.3」にまとめられている。
今回の調査報告書の概要とは
今回の市場分析では市販薬とOTCを含めた一般用医薬品を17分野69薬効に分類し、調査及び分析がなされた。その結果として、一般用医薬品市場については2013年の市場規模は6,140億円と前年比1.5%増の結果に。とりわけ目薬などで高価格帯製品、高機能型製品に対して需要が高まっていることが分析の結果明らかになった。
また、エスエス製薬が「アンチスタックス」という商品を投入したことによって、国内では初めてとなる西洋ハーブ医薬品という新たなカテゴリーが登場した。
今後の市場の見通しとしては人口減少というマイナス要因があるが、高齢化社会が進行することでセルフメディケーションに対する需要が増加するとみており、この需要に対応するべく、様々な商品の提案や販促活動をいかに効果的に行っていくかが、市場を発展させていく上で重要になると論じている。

富士経済グループ プレスリリース
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