癌の医療改善と創薬を後押し
株式会社博士タローは、「見て・よく分かる 詳細 がん統計」ウェブサイトを開設した。
同サイトは、同社がこれまで蓄積した技術と情報の有効活用を図り、癌の医療改善と創薬の後押し、また一般の人々の癌に対する認識を更に高めるべく開設したもの。
(画像はプレスリリースより)
癌罹患率、高齢者において最も増加
医療分野の研究開発環境の整備を総合的かつ効果的に行うための「健康・医療戦略」成立など、官民一体の医薬品創出が近年掲げられている。癌領域においても、「がん研究10か年戦略」に基づく新規薬剤開発や癌の特性の研究、医療技術開発が推進されている状況だ。
近年における癌対策の強化は、高齢者を対象に行われている。高齢化が加速する昨今の状況を反映し、癌罹患率が65歳以上の高齢者において最も増加しているためだ。しかし対策を強化する際、治療改善度を知るために生存率の変化指標が必要となる。その点のサポートを行うべく、同サイトは開設された。
日本人に発生した癌のデータを閲覧可能
「見て・よく分かる 詳細 がん統計」ウェブサイトでは、1975年以降の日本人に発生した癌の「罹患数」「罹患率」「死亡数」「死亡率」「推定生存率」を閲覧することができる。また、分類別の閲覧も「26部位別」「85歳以上までの5歳年齢階級別」「小児・生産年齢・65歳以上の年齢区分別」「男女性別」と詳細な形で可能。比較を容易にしている。

詳細 日本のがん統計
http://www.stat-cancer.com/「がん」医療改善・創薬を後押しするためのウェブサイト 「見て・よく分かる 詳細 日本のがん統計」開設 - @press
http://www.atpress.ne.jp/view/52311